サッポロビールは、
勤続10
年以上で45
歳以上の
社員を
対象に
早期退職を
募集することになりました。
主力の
ビール事業などを
強化するのに
伴い、
人員の
体制を
見直す必要が
あるためだとしています。
早期退職を
募集する
対象は
勤続10
年以上で45
歳以上の
社員で、
社員全体の
3分の
1のおよそ900
人です。
目標の
人数は
設定しないとしています。
ことしの11月と来年の5月の2回、退職の期日を設けて募集し、退職者には通常の退職金に加えて支援金を支給するとともに、再就職の支援を行うことにしています。
早期退職を募る理由について、サッポロホールディングスの尾賀真城社長は「バブル期の入社の人数が多いということもあるが、人生設計が多様化する中で会社としても選択肢を増やす必要があるし、人員の体制を見直すことでビール事業をはじめ会社を強くしていきたい」と話しています。
民間の信用調査会社、東京商工リサーチによりますと、去年、早期退職や希望退職を行った企業が急増していて、黒字の企業が退職者を募集するケースも目立っているということです。