17日の東京商品取引所では、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大によって「人やモノの動きが制限され、経済活動が停滞するのでは」との懸念から、安全資産とされる金の先物に買い注文が広がりました。結局、金の先物の価格は先週末より28円値上がりし、1グラム=5581円と過去最高値を更新しました。
金の販売大手・田中貴金属でも今年の最高値を更新しました。1980年に記録した過去最高値に次ぐ、1グラム=6172円で販売しました。
ここ1か月は取引量が増加していて、去年に比べておよそ1.7倍になっているということです。