新型コロナウイルスの
感染拡大による
影響を
尋ねた
民間の
調査で、
2月の
売り上げが
去年よりも
減った
企業は
およそ7割に
上ることがわかりました。
この調査は
民間の
信用調査会社「
東京商工リサーチ」が
今月2日から
4日にかけて
行い、
大企業や
中小企業、
合わせて
1万400
社余りから
回答を
得ました。
それによりますと、新型コロナウイルスの感染拡大による企業活動への影響について、「すでに影響が出ている」と「今後影響が出る可能性がある」と答えた企業は合わせて9872社で、全体の94%にのぼりました。
また、「すでに影響が出ている」と答えた企業に先月の売り上げについて尋ねたところ、回答があったおよそ3000社のうち67%が去年の同じ時期よりも減少したと答えました。
中でも売り上げが去年の半分以下に減ったという企業は中小企業を中心に85社にのぼり、業績への影響が深刻になっていることがうかがえます。
調査を行った会社は「3月もイベントの自粛などがあって企業活動への影響は深刻さを増している。倒産や休業・廃業が増加することが心配される」としています。