新型コロナウイルスの
検査について、
厚生労働省は
都道府県ごとの
実施件数を
公表しました。
神奈川や
東京など8つの
都道府県で
今月6日までに1000
件を
超えた
一方、11の
県は100
件未満と、
地域によって
大きな差が
あることが
分かりました。
厚生労働省は
感染者が
多い地域の
検査を、
別の
都道府県で
代わりに
検査を
実施してもらう
など、
協力体制を
整えたいとしています。
厚生労働省は
1月15
日から
今月6日までに
各都道府県に
ある地方衛生研究所で
実施されたウイルス
検査の
件数を
調べ、10
日公表しました。
それによりますと、最も多かったのは
▽神奈川県で2151件で、
次いで
▽東京都が1767件、
▽千葉県が1566件、
▽北海道が1209件、
▽和歌山県が1114件、
▽愛知県が1113件などと
感染者が相次いでいる地域で検査件数が多く、8つの都道府県で1000件を超えました。
一方で最も少なかったのは
▽岩手県で27件、
次いで
▽富山県で47件、
▽青森県で50件、
▽福井県と滋賀県で63件、
▽徳島県で67件などと、
感染者がいなかったり少なかったりする11の県が100件未満でした。
厚生労働省はあくまで暫定値であり、今後、数字が変動する可能性があるとしたうえで「感染者が増加し対応しきれなくなった地域が出たら、別の都道府県で代わりに実施してもらうなど効率的に検査を進めるための協力体制を整えたい」としています。