車の
燃費や
排ガスの
検査でも
不正が
常態化していたことが
明らかになりました。
自動車メーカーの「SUBARU」が
検査データを
書き換えていた
不正は、
合わせて
数百件に
上ることが
関係者への
取材でわかりました。SUBARUは
去年、
出荷前の
車の
検査を
資格のない
従業員にさせていたことが
明らかになりましたが、
燃費や
排ガスをチェックする
検査でも
データを
書き換える
不正が
発覚しました。
これまでの社内調査で燃費や排ガスを測定した結果、国に申請した数値と異なるデータが出たにもかかわらず、うそのデータを書き込んでいたことがわかっています。
さらに、データの書き換えは数年前から群馬県太田市の工場で行われていたことが確認され、フォレスターなど幅広い車種で合わせて数百件に上ることが関係者への取材で新たにわかりました。
また、不正には検査担当の複数の従業員が関わっていたということで、消費者が重視する燃費や国が義務づけている排ガスの検査でも不正が常態化していたことになります。
国土交通省は、会社の管理体制に問題がなかったかSUBARUに報告させ、再発防止を強く求めることにしています。