青森市に
本店が
ある「
みちのく銀行」の
複数の
行員が、
取引先に
融資を
行う際に
書類を
偽造する
などの
不正を
行っていたことがわかりました。
不正は
合わせて
17件に
上るということで、
銀行は
担当の
行員らを
懲戒処分にしました。
不正を
行っていたのは、
青森市に
本店が
ある「
みちのく銀行」の
融資を
担当している
行員7人です。
関係者によりますと、行員らは数年間にわたり取引先に融資を行う際、信用保証協会の保証を取り付けるため、提出する書類を偽造するなどの不正を繰り返していたということです。
融資先が信用保証の対象とならないことから書類を偽造するなどしていたということで、不正は本店と6つの支店の合わせて7か所で行われ、件数は17件に上るということです。
不正を行った中には課長級の行員なども含まれ、みちのく銀行は最も多い7件の不正に関わった行員を諭旨退職の処分にするなど関わった行員を懲戒処分にしていて近く発表することにしています。
みちのく銀行は経営計画の中でも法令遵守の姿勢の徹底を掲げてきただけに、今回の不正の発覚で行員の意識や管理体制の抜本的な改革を迫られることになります。