生命の
起源に
迫ろうと、
4年前に
打ち上げられた
日本の
探査機「はやぶさ
2」は、
現在、
目的地の
小惑星「リュウグウ」まで
およそ2000
キロの
距離に
迫り、
今月27
日前後には
到着できる見通しになったとJAXA=
宇宙航空研究開発機構が
発表しました。
7日に
会見したJAXAによりますと、
平成26
年に
鹿児島県の
種子島宇宙センターから
打ち上げられた「はやぶさ
2」は、
現在、
地球から
およそ3億キロ離れた
宇宙空間を
飛行していて、
目的地の
小惑星「リュウグウ」まで
残り2100キロの
距離に
近づいたということです。
また、今月3日にはイオンエンジンを停止し、カメラで小惑星を撮影して位置を精密に合わせながら近づいていく「光学航法」と呼ばれる到着に向けた最終段階に入っていて、順調にいけば今月27日前後には到着できる見通しだということです。
「はやぶさ2」は、到着後、1年半の間に3回、「リュウグウ」に着陸して岩石の採取を行う予定です。
私たち人間も含めた地球上の生命につながる物質は、地球にぶつかった小惑星からもたらされたとする説があり、「はやぶさ2」が持ち帰った岩や砂から水や有機物が見つかれば、生命の起源に迫れる可能性もあると期待されています。
JAXAの吉川真ミッションマネージャは「これから到着までは精密な誘導が必要となる。予定どおり到着できるよう全力で取り組んでいきたい」と話していました。
7日に会見したJAXAによりますと、平成26年に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた「はやぶさ2」は、現在、地球からおよそ3億キロ離れた宇宙空間を飛行していて、目的地の小惑星「リュウグウ」まで残り2100キロの距離に近づいたということです。
また、今月3日にはイオンエンジンを停止し、カメラで小惑星を撮影して位置を精密に合わせながら近づいていく「光学航法」と呼ばれる到着に向けた最終段階に入っていて、順調にいけば今月27日前後には到着できる見通しだということです。
「はやぶさ2」は、到着後、1年半の間に3回、「リュウグウ」に着陸して岩石の採取を行う予定です。
私たち人間も含めた地球上の生命につながる物質は、地球にぶつかった小惑星からもたらされたとする説があり、「はやぶさ2」が持ち帰った岩や砂から水や有機物が見つかれば、生命の起源に迫れる可能性もあると期待されています。
JAXAの吉川真ミッションマネージャは「これから到着までは精密な誘導が必要となる。予定どおり到着できるよう全力で取り組んでいきたい」と話していました。