台風12
号周辺の
南からの
暖かな
風の
影響で、29
日は
東日本の
日本海側を
中心に
最高気温が39
度を
超えるなど
猛烈な
暑さになっているところがあります。
気象庁は
熱中症に
十分注意するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと、29
日は
東日本と
北日本の
日本海側では、
台風12
号周辺の
南寄りの
風が
山を
越えて
暖かい風となって
吹き降ろすフェーン
現象が
起き、
各地で
気温が
上がっています。
午後2時までの最高気温は、新潟県の三条市と上越市大潟で39度5分、福井県坂井市春江で39度ちょうどまで上がり、このうち新潟県三条市や上越市大潟では、昭和53年に統計を取り始めて以来、最も高い気温を記録しました。
また、石川県輪島市で37度9分、山形県鶴岡市鼠ヶ関で37度4分、秋田県五城目町で36度6分などと、広い範囲で猛暑日になっています。
また、北海道でも強い日ざしが照りつけ、南から暖かい空気が流れ込んだため気温が上がり、午後2時までの最高気温は、北海道東川町で35度8分などと各地で35度を超える猛暑日になっています。
気象庁は、北海道や東北、北陸それに近畿などに高温注意情報を出して、こまめに水分を取り、適切に冷房を使うなどして、熱中症に十分注意するよう呼びかけています。