トランプ大統領だいとうりょう停戦ていせん合意ごういではなく和平わへい合意ごうい目指めざすべき”







Easy Japanese news
N2 Aug 17, 2025 07:08 805
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Journal japonais
アメリカ大統領だいとうりょうは、ロシアによるウクライナ侵攻しんこうはじめてプーチン大統領だいとうりょう対面たいめん会談かいだんしましたが、停戦ていせんけた進展しんてんについて具体ぐたいてき言及げんきゅうはありませんでした。一方いっぽう会談かいだんのあと、大統領だいとうりょうこれまで追求ついきゅうしてきた停戦ていせん合意ごういではなく、和平わへい合意ごうい目指めざすべきだというかんがえをしめし、欧米おうべいメディアは「ロシアに同調どうちょうする劇的げきてき方針ほうしん転換てんかんだ」などつたえています。

大統領だいとうりょうとプーチン大統領だいとうりょうは、アメリカのアラスカしゅう15じゅうごにち会談かいだんしましたが、会談かいだん会見かいけんりょう首脳しゅのうからウクライナでの停戦ていせんけた進展しんてんについて具体ぐたいてき言及げんきゅうはありませんでした。

会談かいだんのあと、大統領だいとうりょうはウクライナのゼレンスキー大統領だいとうりょうや、ヨーロッパ指導しどうしゃらと電話でんわはなしたとSNSに投稿とうこうしました。

そのうえで「残虐ざんぎゃく戦争せんそうわらせる最善さいぜん方法ほうほうは、持続じぞくしないことのおお停戦ていせん合意ごういではなく、戦争せんそう終結しゅうけつさせる和平わへい合意ごうい直接ちょくせつ目指めざすことだと全員ぜんいん判断はんだんした」と投稿とうこうしました。

イギリスの公共こうきょう放送ほうそうBBCは、和平わへい交渉こうしょうには時間じかんがかかり、ウクライナではなく、ロシアにとって都合つごうよい指摘してきしたほか、アメリカの有力ゆうりょく、ワシントン・ポストは、よりおおくのものをるため時間じかんかせぎの戦術せんじゅつをとるロシアに同調どうちょうする劇的げきてき方針ほうしん転換てんかんだとつたえています。

ウクライナのゼレンスキー大統領だいとうりょうは、18日じゅうはちにちにワシントンを訪問ほうもんして大統領だいとうりょう会談かいだん今後こんご対応たいおう協議きょうぎする予定よていで、ウクライナ、ロシア、アメリカの3者さんしゃ会談かいだんけた調整ちょうせいすすむかが焦点しょうてんとなります。
べい報道ほうどう 領土りょうど割譲かつじょうですみやかな和平わへい合意ごうい可能かのう
アメリカの有力ゆうりょくニューヨーク・タイムズは16日じゅうろくにち、ヨーロッパの複数ふくすう高官こうかんはなしとして、大統領だいとうりょうがヨーロッパの指導しどうしゃたちに、ウクライナが占領せんりょうされていない地域ちいきふく東部とうぶ2州にしゅうをロシアにわたせば、すみやかな和平わへい合意ごうい可能かのうだという認識にんしきしめしたとつたえました。

その見返みかえりとしてロシアはのこりの地域ちいき停戦ていせんおうじ、ウクライナやヨーロッパの国々くにぐにふたた攻撃こうげきしないことを書面しょめん約束やくそくすると大統領だいとうりょう説明せつめいしたとしています。

大統領だいとうりょうはプーチン大統領だいとうりょうとの会談かいだん土地とち交換こうかんについて議論ぎろんしたことをあきらかにしていますが、詳細しょうさいにはれていませんでした。

ウクライナのゼレンスキー大統領だいとうりょうはこれまで一貫いっかんして領土りょうど割譲かつじょう拒否きょひし、ほとんどのヨーロッパ諸国しょこくもその立場たちば支持しじしてきました。
プーチン大統領だいとうりょう非常ひじょう有益ゆうえきだった」
ロシアのプーチン大統領だいとうりょうは、モスクワで16日じゅうろくにち政権せいけん幹部かんぶあつめて会議かいぎひらき、首脳しゅのう会談かいだんについて「適切てきせつタイミングで、非常ひじょう有益ゆうえきだった。ウクライナ危機きき公正こうせい解決かいけつについて議論ぎろんし、この危機きき起源きげん原因げんいんについて話し合はなしあ機会きかいた」とべました。

さらに「われわれの立場たちばをあらためて冷静れいせいかつ詳細しょうさい説明せつめいする機会きかいた。戦闘せんとう即時そくじ停止ていし必要ひつようだとするアメリカの立場たちば尊重そんちょうし、われわれもそれのぞんでいる」とべ、ロシアがわ従来じゅうらい立場たちば説明せつめいし、意思いし疎通そつうをはかることができたと成果せいか強調きょうちょうしました。

そのうえでプーチン大統領だいとうりょうは「会談かいだんはわれわれにとって必要ひつよう解決かいけつちかづくものだ」とべ、ウクライナでの停戦ていせんをめぐってロシアの立場たちば沿ったかたちでの解決かいけつにつながるという認識にんしきしめしました。

ウクライナ情勢じょうせいをめぐっては18日じゅうはちにち大統領だいとうりょうとウクライナのゼレンスキー大統領だいとうりょう会談かいだん予定よていされ、停戦ていせんをめぐる議論ぎろんがどう進展しんてんするかが焦点しょうてんです。







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