28日午前、
東京のJR
上野駅に
向かっていた
上越新幹線の
車内で、
乗客の
ケース">スーツケースに
入っていたモバイルバッテリーから
煙が
出て
この乗客が
手にけがをしました。
28日上午,行駛前往東京JR上野站的上越新幹線車廂內,一名乘客的行李箱中的行動電源冒煙,導致該乘客手部受傷。
警視庁によりますと、28日午前8時10分ごろ、東京・台東区のJR上野駅に向かっていた上越新幹線の車内で「モバイルバッテリーから火が出た」などと上野駅から消防に通報がありました。
根據警視廳的消息,28日上午8點10分左右,有人從東京台東區的JR上野車站向消防部門通報稱,正在前往上野車站的上越新幹線車廂內「行動電源起火」等情況。
警視庁によりますと、乗客の埼玉県に住む58歳の会社員の男性が足元に置いていた自分のスーツケースから煙が出ていることに気づいてケースを開けたところ、モバイルバッテリーから煙が出ていたということです。
根據警視廳的說法,住在埼玉縣的58歲男性上班族發現自己放在腳邊的行李箱冒煙,打開箱子後發現是行動電源在冒煙。
男性は煙を消そうとした際、右手の指に軽いやけどをしたということです。
警視庁によりますと男性は「きのうの夜、モバイルバッテリーを充電した」と説明していて、煙が出た際には使用していなかったということです。
根據警視廳的說法,該名男性表示「昨天晚上充電了行動電源」,而冒煙時並未使用該行動電源。
警視庁と消防が火が出たいきさつを詳しく調べています。
新幹線は、新潟駅を出発して東京駅に向かっていた「とき300号」で、ほかの乗客にけがなどはなかったということです。
新幹線是在從新潟站出發前往東京站的「とき300號」上發生的,據說其他乘客並未受傷等。
リチウム電池使用製品から出火した火災過去最多
モバイルバッテリーやスマートフォンなどリチウムイオン電池を使った製品から出火した火災が、東京都内でことし6月までの半年間に143件発生し、過去最多だった去年を上回るペースで増えていることが東京消防庁のまとめで分かりました。
鋰電池使用產品引發的火災創新高——根據東京消防廳的統計,截至今年6月為止,東京都內半年間因使用鋰離子電池的產品(如行動電源和智慧型手機等)引發的火災共有143件,這一數字超過了去年的歷史最高紀錄,呈現持續增加的趨勢。
熱がこもりやすい夏場を中心に発生する傾向があることから、今後も厳しい残暑が予想される中注意を呼びかけています。
由於這種情況傾向於在容易積熱的夏季為主發生,因此在預計今後仍將持續嚴酷殘暑的情況下,呼籲大家提高警覺。
リチウムイオン電池はモバイルバッテリーや、スマートフォン、パソコンなど、充電できるさまざまな製品に使われていますが、可燃性の有機溶剤の電解液が含まれているため高温下に放置したり強い衝撃を与えたりすると発熱や破裂、発火するなどして火災につながるおそれがあり、年々、関係する火災が増加しています。
鋰離子電池被廣泛應用於行動電源、智慧型手機、電腦等各種可充電產品,但由於其內含有可燃性的有機溶劑電解液,因此若長時間置於高溫環境或受到強烈衝擊,可能會產生發熱、爆裂、起火等現象,進而導致火災。而且相關火災事件逐年增加。
東京消防庁によりますと、都内でことし6月までの半年間にリチウムイオン電池が使われた製品から出火した火災は143件と、過去最多となった去年の同じ時期より39件増えたいうことです。
根據東京消防廳的資料,今年截至六月,在東京都內因使用鋰離子電池產品引發的火災共有143件,比去年同期創下歷史新高的數字還增加了39件。
製品別では
▽モバイルバッテリーが47件と最も多く
▽次いでスマートフォンが19件
▽電動アシスト付き自転車が11件などでした。
依產品類別來看,行動電源有47件最多,其次是智慧型手機19件,電動輔助自行車則有11件等。
このうち、モバイルバッテリーの火災では、
▽リュックサックの中でスマートフォンに充電していたところ、突然、煙が出たケースや
▽バッテリーを落とした際に火が出たケースなどがあったということです。
在這之中,有關行動電源起火的案例,包括:在背包內為智慧型手機充電時突然冒煙的情況,或是不小心將電池掉落時發生起火的情況等。
また、これまでのデータを分析すると火災は夏場を中心に発生し、例年、6月から9月の期間が全体のおよそ4割を占めているということです。
此外,根據過去的數據分析,火災主要發生在夏季,每年6月至9月這段期間約佔全年火災總數的四成。
東京消防庁は、今後も厳しい残暑が予想される中リチウムイオン電池を使った携帯型扇風機などを利用する際は衝撃を与えないよう持ち運びに気をつけるとともに、車のダッシュボードなど高温となる場所に放置しないよう注意を呼びかけています。
東京消防廳呼籲,隨著今後預計仍將持續嚴酷的殘暑,使用搭載鋰離子電池的攜帶型風扇等產品時,請注意攜帶時避免受到衝擊,同時避免將其遺留在汽車儀表板等高溫場所。