中国とロシアの間で「物流のファストトラック」と呼ばれる新たな航路が開通したことが分かりました。
中国中央テレビによりますと、14日、山東省の青島港から、ロシア極東のウラジオストク港に向けて日用品や機械部品、タイヤなど18億円相当の貨物を乗せた船が出発しました。
この航路は、「中ロのファストトラック」と呼ばれる新たな国際物流ルートで、貿易やサプライチェーンの安定を目指すとしています。
4日かけてウラジオストクに到着した後、貨物は鉄道を使ってすぐにモスクワや欧州に運ばれるということです。
中国とロシアは、今年に入りアムール川をまたいで鉄道や道路の橋を完成させるなど経済的な結び付きを強めています。