日本新闻: 自民萩生田幹事長代行消費税めぐる発言は「個人の見解」

自民じみん萩生田はぎうだ幹事かんじ長ちょう代行だいこう消費しょうひ税ぜいめぐる発言はつげんは「個人こじんの見解けんかい」

Apr 19, 2019 13:04

Furigana

自民党じみんとうの萩生田はぎうだ幹事かんじ長ちょう代行だいこうは、ことし10月つきの消費しょうひ税率ぜいりつの引き上ひきあげの延期えんきもありえるという認識にんしきを示しめしたことについて、安倍あべ総理そうり大臣だいじんと相談そうだんしたうえでの発言はつげんではなく、政府せいふの引き上ひきあげ方針ほうしんに異議いぎを唱となえるものではないという考かんがえを示しめしました。その一方いっぽうで、萩生田はぎうだ氏しは、景気けいきの腰折こしおれはあってはならないとして、さまざまな経済けいざい指標しひょうを注視ちゅうししていく姿勢しせいを示しめしました。10月つきの消費しょうひ税率ぜいりつ引き上ひきあげについて、自民党じみんとうの萩生田はぎうだ幹事かんじ長ちょう代行だいこうは、日銀にちぎんが７月しちがつに発表はっぴょうする短観たんかん＝企業きぎょう短期たんき経済けいざい観測かんそく調査ちょうさの内容ないよう次第しだいでは、延期えんきもありえるという認識にんしきを示しめしました。

これについて、萩生田はぎうだ氏しは19日にち記者きしゃ団だんに対にたいし「安倍あべ総理そうり大臣だいじんと意思いし疎通そつうしたわけではなく、政治せいじ家かとしての私わたし個人こじんの見解けんかいだ。政府せいふの方針ほうしんに異議いぎを唱となえたつもりもない」と述のべました。

そして「10％への引き上ひきあげをお願おねがいする基本きほん姿勢しせいに変かわりはない。ただ、日銀にちぎんの短観たんかんのみならずＧＤＰじ-でぃ-ぴ-＝国内こくない総そう生産せいさんの速報そくほう値ちや世界せかい経済けいざいのリスクなどを含ふくめ、しっかりと目配めくばりして、万が一まんがいちにも景気けいきの腰折こしおれがないよう、きちんと総合そうごう的てきに対応たいおうする必要ひつようがあるので、小ちいさな足元あしもとの数字すうじだと言いって見落みおとすことがないよう、全国ぜんこくの声こえを聞きいていく姿勢しせいを示しめした」と述のべ、景気けいきの腰折こしおれはあってはならないとして、日銀にちぎん短観たんかんだけでなく、国内こくないの経済けいざい指標しひょうや海外かいがい経済けいざいのデータを注視ちゅうししていく姿勢しせいを示しめしました。

また、萩生田はぎうだ氏しは「増税ぞうぜいをやめるなら、国民こくみんの信しんを問とうことになる」と指摘してきしたことについて、「仮かりに国民こくみんと約束やくそくした消費しょうひ増税ぞうぜいを凍結とうけつや先送さきおくりするなら、過去かこの例れいにならって何なんらか国民こくみんの了解りょうかいを得える必要ひつよう性せいがあるのではないかと言及げんきゅうした」と述のべました。

一方いっぽう、憲法けんぽう改正かいせいをめぐって、野党やとう側がわの理解りかいが得えられなくても、衆議院しゅうぎいん憲法けんぽう審査しんさ会かいの開催かいさいを検討けんとうすべきだという考かんがえを示しめしたことについては「野党やとうの皆みなさんに不快ふかい感かんを与あたえ、与野党よやとうの筆頭ひっとう幹事かんじによる協議きょうぎが成立せいりつしない事態じたいになった。憲法けんぽう審査しんさを前まえに進すすめてもらいたいという私わたしの本意ほんいとは違ちがうので、率直そっちょくにおわびし、訂正ていせいしたい」と陳謝ちんしゃしました。