ことし
行われた
全国学力テストでは、
英語が
初めて実施されました。
文部科学省によりますと、
このうち「
話す力」の
テストは
学校に
機器がなかったり、
試験中に
トラブルがあったりしたため、
全国およそ500
校で
実施が
見送られたということです。ことしの
中学校の
全国学力テストは、
全国およそ1万校を
対象に
英語のテストが
初めて実施されました。
このうち2年後に始まる大学入学共通テストで問われる話す力のテストは、1人1台のパソコンなどの機器を使って行われました。
しかし、パソコンが確保できなかったり、機器などにトラブルがあったりして、テストができなかったところがおよそ500校あったということです。
NHKの取材では、香川県や青森県、静岡県などの学校で機器などのトラブルがありましたが、文部科学省は、ことしは任意の調査だったため学校に配慮が必要だとして、トラブルの具体的な内容を明らかにしませんでした。
英語教育に詳しい立教大学の鳥飼玖美子名誉教授は「広く英語力の調査が行われたことは一定の評価はできるが、国はトラブルが発生した原因などは公表し、生徒たちが納得ができる検証をすべきだ」と話しています。