日本新聞: 関大北陽高ハンド部監督ら部員2人の頭を丸刈り暴言や体罰も

関大かんだい北陽ほくよう高だかハンド部ぶ監督かんとくら部員ぶいん2人にんの頭あたまを丸刈まるがり暴言ぼうげんや体罰たいばつも

Apr 9, 2024 17:04

Furigana

大阪おおさかにある関西かんさい大学だいがく北陽ほくよう高校こうこうのハンドボール部ぶの監督かんとくとコーチが合宿がっしゅく中ちゅうの食事しょくじの準備じゅんびをめぐってミスをした部員ぶいん2人にんの頭あたまを丸刈まるがりにしていたことが学校がっこう側がわへの取材しゅざいでわかりました。このほか暴言ぼうげんや体罰たいばつもあったということで高校こうこうは不適切ふてきせつな指導しどうだったとして、厳重げんじゅう注意ちゅういの処分しょぶんにしました。

関西かんさい大学だいがくによりますと、去年きょねん3月つき、関西かんさい大学だいがく北陽ほくよう高校こうこうのハンドボール部ぶが京都きょうと府内ふないで行おこなっていた合宿がっしゅく中ちゅうに、40代だいの男性だんせい監督かんとくと20代だいの男性だんせいコーチが、食事しょくじの準備じゅんびをめぐってミスをした部員ぶいん2人にんの頭あたまを、罰ばちとしてバリカンで丸刈まるがりにしたということです。

複数ふくすうの部員ぶいんが丸刈まるがりにする様子ようすをスマートフォンで撮影さつえいしていて、先月せんげつ、一部いちぶの保護ほご者しゃが学校がっこうに抗議こうぎして発覚はっかくしたということで、監督かんとくとコーチは学校がっこうの聞き取ききとり調査ちょうさに対にたいし、丸刈まるがりの強要きょうようを認みとめたということです。

また、このほかにも部ぶ活動かつどうの指導しどうの際さいに「死しね」などの暴言ぼうげんや、尻しりを蹴けったり頭あたまを殴なぐったりする体罰たいばつがあったこともわかり、高校こうこうは不適切ふてきせつな指導しどうだったとして、監督かんとくとコーチを厳重げんじゅう注意ちゅういの処分しょぶんにしたということです。