日本新聞: 線路の「砕石」運搬し敷き詰める約60年ぶりの新車両 JR東日本

線路せんろの「砕石さいせき」運搬うんぱんし敷き詰しきつめる約やく60年ねんぶりの新しん車両しゃりょう JR東日本ひがしにっぽん

Apr 10, 2024 08:04 8

Furigana

線路せんろ脇わきに敷き詰しきつめられた石いしは、振動しんどうを抑おさえるなど、列車れっしゃの安全あんぜんな運行うんこうには欠かかせない役割やくわりを果はたしています。この石いしを運搬うんぱんし敷き詰しきつめる車両しゃりょうがおよそ60年ねんぶりに新あたらしくなり、JR東日本ひがしにっぽん高崎たかさき支社ししゃが首都しゅと圏けんでの本格ほんかく運用うんようを始はじめました。

列車れっしゃの線路せんろ脇わきに敷き詰しきつめられた石いしは「砕石さいせき」と呼よばれ、列車れっしゃが通とおる時ときのクッションとなるほか、振動しんどうを抑おさえて枕木まくらぎを支ささえるなど、安全あんぜんな運行うんこうには欠かかせない役割やくわりを果はたしています。

石いしはしだいに小ちいさくなるため、定期ていき的てきに交換こうかんする必要ひつようがあり、JR東日本ひがしにっぽんは、国鉄こくてつ時代じだいの1958年ねんから工事こうじ用ようの臨時りんじ列車れっしゃで作業さぎょうを行おこなってきました。

ただ、60年ねん余あまりがたって老朽ろうきゅう化かが進すすんだことから、JR東日本ひがしにっぽん高崎たかさき支社ししゃが9日にちから新型しんがた車両しゃりょうの本格ほんかく運用うんようを始はじめ、群馬ぐんま県けん渋川しぶかわ市しの小野上おのがみ駅えきで、石いしを積つんだ車両しゃりょうが出発しゅっぱつしていきました。