日本新聞: 「ＧＳＯＭＩＡ破棄の間隙突いたか」「影響なし」防衛相

「ＧＳＯＭＩＡ破棄はきの間隙かんげき突ついたか」「影響えいきょうなし」防衛ぼうえい相しょう

Aug 24, 2019 10:08

Furigana

岩屋いわや防衛ぼうえい大臣だいじんは防衛ぼうえい省しょうで記者きしゃ団だんに、北朝鮮きたちょうせんが24日にち、２に発はつの弾道だんどうミサイルを発射はっしゃしたことを明あきらかにしました。そのうえで、23日にち、韓国かんこくが日にち韓かんの軍事ぐんじ情報じょうほう包括ほうかつ保護ほご協定きょうてい＝「ＧＳＯＭＩＡ」の破棄はきを通告つうこくしたことについては情報じょうほう収集しゅうしゅうに影響えいきょうはなかったという認識にんしきを示しめしました。この中なかで岩屋いわや防衛ぼうえい大臣だいじんは、北朝鮮きたちょうせんが朝鮮ちょうせん半島はんとうの東側ひがしがわから24日にち午前ごぜん６ろく時じ44分ふんごろと７なな時じ１いち分ふんごろ、合あわせて２に発はつの弾道だんどうミサイルを発射はっしゃし、いずれも日本にっぽんのＥＥＺ＝排他はいた的てき経済けいざい水域すいいきの外側そとがわの日本海にほんかいに落下らっかしたとみられることを明あきらかにしました。

そのうえで「国際こくさい社会しゃかいにとって深刻しんこくな課題かだいで、弾道だんどうミサイルの発射はっしゃは明白めいはくに国連こくれん決議けつぎに違反いはんしている。関連かんれん情報じょうほうの収集しゅうしゅうと分析ぶんせきに努つとめ、警戒けいかい監視かんしに万全ばんぜんを期きしていく」と述のべました。

また、韓国かんこくが日にち韓かんのＧＳＯＭＩＡの破棄はきを通告つうこくした翌日よくじつの発射はっしゃとなったことについて「北朝鮮きたちょうせんも地域ちいきの情勢じょうせいをしっかりと見みているだろうから、間隙かんげき（かんげき）を突ついたということではないか」と述のべました。

記者きしゃ団だんが「韓国かんこく側がわが破棄はきを通告つうこくしたことにより情報じょうほう収集しゅうしゅうや分析ぶんせきに影響えいきょうはあったのか」と質問しつもんしたのに対にたいし「きのうのことが影響えいきょうしたわけではない。協定きょうていはことし11月つきまで有効ゆうこうなので、引き続ひきつづき日にち韓かん・日にち米べい韓かんの連携れんけいをとっていきたい。そういうオファーを韓国かんこく側がわにしたい」と述のべました。

「ＧＳＯＭＩＡ破棄はきの間隙かんげき突ついたか」「影響えいきょうなし」防衛ぼうえい相しょう

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