現金を
使わずに
スマートフォン
などで
買い物の
支払いをするキャッシュレス
決済で
不正アクセスの
被害が
相次いでいることから、
金融庁は、セキュリティー
対策が
十分か
どうか、
事業者を
検査することになりました。スマホのアプリでQR
コードを
読み取ったり、
電子マネーを
使ったりしてキャッシュレスで
決済する
サービスでは、「PayPay」や「
7pay」などが
不正アクセスを
受けて、
利用者の
知らない
うちに
商品が
購入される
被害などが
相次ぎました。
このため、金融庁は、キャッシュレス決済の事業者が不正アクセスやサイバー攻撃を防ぐ対策を十分に取っているか、ことしの秋以降、重点的に検査することになりました。
検査では、決済システムのセキュリティー対策や利用者を保護する仕組みが十分かどうか調べるほか、犯罪組織によるいわゆるマネーロンダリングを防ぐ対策などもチェックする方針です。
聴き取りの結果、問題が疑われる業者に対しては立ち入り検査も行う方針です。
金融庁は、これまでキャッシュレスの事業者が電子マネーの利用者などに払い戻す資金を十分に確保しているかを調べていました。
これに加えて、セキュリティー対策も調べることで決済の安全性を高めたい考えです。