日本新聞: 局地的に非常に激しい雨土砂災害など警戒

局地きょくち的てきに非常ひじょうに激はげしい雨あめ土砂どしゃ災害さいがいなど警戒けいかい

Aug 30, 2019 05:08

Furigana

前線ぜんせんの活発かっぱつな状態じょうたいが続つづき、西日本にしにほんと東日本ひがしにっぽんで局地きょくち的てきに非常ひじょうに激はげしい雨あめが降ふっています。これまでの雨あめで地盤じばんが緩ゆるんでいる地域ちいきがあり、気象庁きしょうちょうは、土砂どしゃ災害さいがいや低ひくい土地とちの浸水しんすい、川かわの氾濫はんらんなどに警戒けいかいを続つづけるよう呼よびかけています。

気象庁きしょうちょうによりますと、九州きゅうしゅう北部ほくぶに記録きろく的てきな大雨おおあめをもたらしている前線ぜんせんは引き続ひきつづき西日本にしにほんから東日本ひがしにっぽん付近ふきんに停滞ていたいしていて、前線ぜんせんに向むかって暖あたたかく湿しめった空気くうきが流れ込ながれこみ、大気たいきの不安定ふあんていな状態じょうたいが続つづいています。

午前ごぜん６ろく時半じはんまでの１いち時間じかんに静岡しずおか県けん御前崎おまえざき市しで55ミリの非常ひじょうに激はげしい雨あめが降おりました。

今月こんげつ26日にちの降ふり始はじめからの雨量うりょうは、九州きゅうしゅう北部ほくぶの多おおいところで500～600ミリ以上いじょうに達たっし、地盤じばんが緩ゆるんでいるところがあります。

前線ぜんせんはゆっくりと南下なんかする見込みこみで、30日にち夜よるにかけて西日本にしにほんと東日本ひがしにっぽんの太平洋たいへいよう側がわを中心ちゅうしんに１いち時間じかんに50ミリ以上いじょうの非常ひじょうに激はげしい雨あめが降ふるおそれがあります。

31日にち朝あさまでの24時間じかんに降ふる雨あめの量りょうは、いずれも多おおいところで、

▽四国しこく、近畿きんき、東海とうかいで150ミリ、

▽九州きゅうしゅう南部なんぶで120ミリ、

▽九州きゅうしゅう北部ほくぶと北陸ほくりくで100ミリと予想よそうされています。

これまでの雨あめで地盤じばんが緩ゆるんでいるところがあり、気象庁きしょうちょうは、土砂どしゃ災害さいがいや低ひくい土地とちの浸水しんすい、川かわの氾濫はんらんに引き続ひきつづき警戒けいかいするとともに、落雷らくらいや竜巻たつまきなどの突風とっぷうに十分じゅうぶん注意ちゅういするよう呼よびかけています。