「
京都アニメーション」の
スタジオが
放火された
事件で、
警察が
殺人などの
疑いで
逮捕状を
取っている
青葉真司容疑者が、
医師の
問いかけにうなずいたり
首を
振ったりするなど、
命の
危険が
ある状態から
回復していることが
警察への
取材でわかりました。
京都市伏見区に
ある「
京都アニメーション」の
スタジオが
放火され、
社員35
人が
死亡した
事件で、
警察は、
殺人や
放火などの
疑いで
青葉真司容疑者(41)の
逮捕状をとっています。
警察によりますと、青葉容疑者は自身も重いやけどを負って入院していますが、これまでに、医師の問いかけに対してうなずいたり首を振ったりして応えるなど、命の危険がある状態から回復しているということです。
しかし、依然として集中治療室での治療が続いていて話はできず、逮捕できる状態にまで回復するには、まだ時間がかかるということです。
また、警察は6日、当時スタジオにいた社員70人のうち、重軽傷を負った34人の年齢と性別を公表しました。
それによりますと、けがを負ったのは、事件当時、20歳から52歳までの男性15人、女性19人です。
年齢の内訳は、20代が15人と最も多く、30代が11人、40代が6人、50代が2人で、20代から30代の若い世代が7割以上を占めています。
また、今も女性7人が入院中で、このうち3人は命の危険がある深刻な状態で、病院では懸命の治療が続けられているということです。