米運輸保安庁(TSA)は、米バージニア州ノーフォーク国際空港の保安検査で乗客の持ち込みバッグのX線検査を進めていた際、生きている猫が鮮明に映し出されるサプライズがあったとこのほど報告しました。
同庁によると、この種の出来事は米国内で以前にもありました。ただ、X線検査に猫を通すことは大きな間違いとして、猫好きの旅行客に注意を呼びかけました。
報道担当者によると、ペットと一緒の旅行客は金属探知機を通過する前、ペットをバッグなどから外に出すか、リードを着けたまま探知機の下を進ませる措置が必要。飼い主に同行する小型犬では通常の対処方法になっています。
ただ、猫の場合、犬と比べ次の行動が読みにくいきらいがあるためリードを着けていないのなら個室での検査を推奨すると指摘。「猫がひっかいたり、噛(か)んだり、飛びはねたり、あるいは逃亡を試みたりすることを防ぐため」と続けました。