27
日、
東京 足立区の
荒川で
屋形船が
炎上した
火事で、
従業員が「
芋の
天ぷらを
揚げていたが
火を
消し
忘れた」と
話すなど、
調理室から
火が
出た
疑いが
強いことが
警視庁への
取材でわかりました。
屋形船には
花見客など40
人ほどが
乗る予定だったということで、
警視庁などは
船を
詳しく
調べて
火事の
原因の
特定を
進めています。
27日午後5時すぎ、東京 足立区にある荒川で屋形船「第十八濱田丸」が炎上し、船内にいた従業員4人が自力で避難し、このうち1人が軽いけがをしました。
28日、警視庁と東京消防庁が船を出して屋形船に近づき、船の燃え方などを詳しく調べています。
その後の調べで、船内にいた従業員は「芋のてんぷらを揚げていたが火を消し忘れて休憩していたところ、油に引火した」と話していることがわかりました。
また調理室があった部分の燃え方が激しいということです。
船の運営会社によりますと、燃えた屋形船は27日午後7時から花見客など40人ほどを乗せる予定だったということで、船内だけでなく屋根の上にも客を乗せることができるということです。
警視庁や東京消防庁は、花見客にふるまう料理の準備中に調理室から火が出た疑いが強いとみて火事の原因の特定を進めています。
運輸安全委が調査官派遣
運輸安全委員会は船舶事故として調査官2人を現地に派遣し、原因や火が燃え広がった経緯を詳しく調べることにしています。