日本新闻: トランプ大統領対話実現に期待もイランは即座に否定

トランプ大統領だいとうりょう対話たいわ実現じつげんに期待きたいもイランは即座そくざに否定ひてい

Jul 17, 2019 10:07

Furigana

アメリカのトランプ大統領だいとうりょうはイランとの緊張きんちょうが続つづく中なか、「大おおきな進展しんてんがみられる」と述のべ、対話たいわの実現じつげんに期待きたいを示しめしました。ところがイラン側がわは対話たいわするつもりはないと即座そくざに否定ひていし、両国りょうこくの溝みぞの深ふかさが改あらためて浮き彫うきぼりになりました。アメリカのポンペイオ国務こくむ長官ちょうかんは16日にち、ホワイトハウスで行おこなわれた閣議かくぎでイラン情勢じょうせいについて「イランが初はじめてミサイル開発かいはつについて交渉こうしょうする用意よういがあると話はなした」と述のべました。

これを受うけてトランプ大統領だいとうりょうは「イランが対話たいわしたがっているなら何なにが起おきるか見みてみよう。大おおきな進展しんてんが見みられている」と述のべ、緊張きんちょう緩和かんわに期待きたいを示しめしました。さらに「われわれはイランを助たすけたいと思おもっている。アメリカはイランの体制たいせいの転換てんかんを求もとめていると言いう人ひとがいるが、求もとめていない」と述のべました。

これに先立さきだってアメリカの一部いちぶメディアはイランのザリーフ外相がいしょうが弾道だんどうミサイル開発かいはつについて交渉こうしょうの議題ぎだいになる可能かのう性せいを示唆しさしたと伝つたえていて、トランプ政権せいけんとしてはイランに寄り添よりそう姿勢しせいを見みせることで、対話たいわのテーブルに引き出ひきだそうという思惑おもわくがあるとみられます。