生まれた
時から
両腕がなく、
両足にも
障害が
ある山田選手は
運動機能障害の10
クラスの
うち、2
番目に
障害が
重いクラスの
女子50
メートル背泳ぎに
出場しました。
2日午前中に行われた予選では、1分9秒44のタイムで全体の2位で決勝に進みました。
「自分の力を精いっぱい出したい」と臨んだ決勝ではスタートから飛び出し、力強いキックで25メートル付近までトップで泳ぎました。
後半に隣のレーンを泳ぐこの種目の世界記録保持者で、リオデジャネイロ大会の金メダリスト、シンガポールのピン シュー・イップ選手にかわされましたが、3位の選手と大きく差をつけ1分6秒98のタイムで銀メダルを獲得しました。
山田選手はパラリンピックの日本選手団最年少で、メダルを獲得した女子100メートル背泳ぎに続いて今大会2つ目の銀メダル獲得です。
山田選手は「アドレナリンが出て、予選よりも気持ちよく泳ぐことができた。これで東京パラリンピックは最後のレースになるので、プールに『泳がせていただきます』とあいさつをしてから臨んだ。右足を強く使うことと、コーチからのアドバイスで上半身を使うことを意識して泳いだ」とレースを振り返りました。
初出場で2つの銀メダルを獲得した東京パラリンピックについては、「初めてのパラリンピックでとても緊張したが、皆さんの期待にも応えられたかと思うととてもうれしい」と充実した表情で話していました。
山田選手と
競り合ったシンガポールの
ピン シュー・イップ
選手が100
メートル背泳ぎに
続く今大会2つめの
金メダルを
獲得し、
銅メダルは
中国の
馮雅竹選手でした。
ふだんは電動車いす使って生活
山田美幸選手は、
新潟県阿賀野市出身。
生まれた
時から
両腕がなく、
両足にも
障害が
あるため、ふだんは
電動車いすを
使って
生活をしています。
運動機能障害の10クラスのうち、2番目に障害が重いクラスです。
母親に連れられて5歳の時に水泳を始め、2016年のリオデジャネイロ大会をテレビで見て、本格的にパラリンピックを目指し始めました。
2019年2月にはより障害が重いクラスに変更になり、専門とする背泳ぎでは主に左ひざの外側と右足の裏側で水を蹴って推進力を生み出しています。
今大会では先月25日に行われた女子100メートル背泳ぎの運動機能障害のクラスの銀メダルに続き2つ目のメダル獲得です。
インドネシアの火山で大規模噴火 国内で目立った潮位変化なし
日本時間の2日未明、インドネシアの火山で大規模な噴火が発生しました。気象庁は噴火による津波の有無や日本への影響を調べていますが、午前8時半現在、国内や海外の観測点で目立った潮位の変化は観測されていないということです。
N2
資源: NHK
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“核兵器 変わらないか増える”回答が半数近くに NHK世論調査
被爆80年のことし、NHKが行った世論調査で、「現在ある核兵器は今後どうなると思うか」を聞いたところ、「今と変わらないか、むしろ増える」と回答した人が半数近くにのぼりました。専門家は「核なき世界という目標へ具体的な行動をどう起こしていくのか、大きな分岐点に立っている」と指摘しています。
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