日本新聞: 天皇皇后両陛下長崎佐世保市で「国民文化祭」などの開会式へ

天皇てんのう皇后こうごう両りょう陛下へいか長崎ながさき佐世保させぼ市しで「国民こくみん文化ぶんか祭さい」などの開会かいかい式しきへ

Sep 14, 2025 06:09 0

Furigana

長崎ながさき県けんを訪おとずれている天皇てんのう皇后こうごう両りょう陛下へいかは14日にち、佐世保させぼ市しで「国民こくみん文化ぶんか祭さい」と「全国ぜんこく障害しょうがい者しゃ芸術げいじゅつ・文化ぶんか祭さい」の開会かいかい式しきに臨のぞまれます。

両りょう陛下へいかは長女ちょうじょの愛子あいこさまを伴ともない、12日にちから長崎ながさき県けんを訪問ほうもんしていて、13日にちは午前ごぜん中ちゅう長崎ながさき市内しないの養護ようごホームを訪おとずれて、高齢こうれいの被爆ひばく者しゃと懇談こんだんされました。

愛子あいこさまはそのあと東京とうきょうに戻もどられ、両りょう陛下へいかは午後ごご、市内しないの美術館びじゅつかんで、障害しょうがいがある作家さっかの作品さくひんおよそ400点てんを集あつめた展示てんじ会かいをご覧ごらんになり、知的ちてき障害しょうがいがある作家さっかたちとことばを交かわされました。

両りょう陛下へいかは13日にち夜よる、側近そっきんを通をとおして感想かんそうを寄よせ、養護ようごホームでの懇談こんだんについて「私わたしたちと一緒いっしょに愛子いとしごも熱心ねっしんに耳みみを傾かたむけて入所にゅうしょ者しゃの方々かたがたのお話おはなしを伺うかがっており、みなさんが経験けいけんされた大変たいへんな苦難くなんの一端いったんに触ふれることを通をつうじて、戦争せんそうの悲惨ひさんさや平和へいわの大切たいせつさについて思おもいを新あらたにしたものと思おもいます」と述のべられました。

両りょう陛下へいかは14日にち午前ごぜん、佐世保させぼ市しの体育たいいく文化ぶんか館かんを訪おとずれ、小学生しょうがくせいから高校生こうこうせいまでの地元じもとのダンスチームが、伝統でんとうの秋祭あきまつり「長崎ながさきくんち」をテーマにしたダンスを練習れんしゅうしている様子ようすをご覧ごらんになります。