タイタニック号発見のきっかけとその時の話
今から40年前の9月1日、アメリカの調査船クノールは大西洋の海の底でタイタニック号を探していました。早朝、船の管制センターで金属の丸い物が白黒の映像に映りました。見ていた4人のチームは、それがタイタニック号のボイラーかもしれないと思い、料理人が主任科学者のバラードさんを起こしに行きました。バラードさんはすぐに起きて、パジャマの上にフライトスーツを着て、そのまま何日も過ごしたそうです。
バラードさんは1970年代からタイタニック号を探していました。1985年9月1日、ついにボイラーを見つけて、みんなとても喜びました。タイタニック号は「絶対に沈まない」と言われていましたが、最初の航海で沈没してしまいました。この話は人間の失敗や技術の問題を教えてくれます。
タイタニック号の発見は世界中で大きなニュースになりました。その後、映画やドキュメンタリーも作られました。また、お金持ちの人が潜水艇でタイタニック号を見に行くツアーもできましたが、2023年に事故がありました。バラードさんたちの発見は、深い海の研究を大きく進めるきっかけになりました。しかし、タイタニック号を見つけるためには新しい方法を考える必要がありました。