境内には穀物をひく石臼が用意され、神職は祝詞を読み上げたあと「ええい、ええい」と掛け声をあげながら、そばをひく儀式にのぞみました。
儀式にはおよそ120人の参拝者も参加し、神職から手ほどきを受けながらそばの実をひくなどしていました。
奉納されたコメは来年2月の節分に提供する恵方巻きなどに使われるということです。 妻と訪れた70代の男性は「コロナで孫と会えなくなって残念な年の瀬になったが、夫婦でそばを食べて明るい気持ちで年を越したいです」と話していました。 栃木県護国神社の稲寿宮司は「年越しそばを食べてことしの思い出を語りながら、来年はいい年になるよう願ってほしい」と話していました。