日本新聞: 競馬安田記念アーモンドアイは2着 G1の記録更新ならず

競馬けいば安田やすだ記念きねんアーモンドアイは2着ちゃく G1の記録きろく更新こうしんならず

Jun 7, 2020 16:06

Furigana

競馬けいばの安田やすだ記念きねんが行おこなわれ、芝しばのＧじ-1レースで日本にっぽんの馬うまで歴代れきだい単独たんどく最多さいたとなる8勝しょう目めを目指めざしたアーモンドアイは2着ちゃくに敗やぶれ、記録きろく更新こうしんはなりませんでした。レースは、東京とうきょう府中ふちゅう市しにある東京とうきょう競馬けいば場じょうの芝しば1600メートルのコースで争あらそわれ、14頭とうが出走しゅっそうしました。

先月せんげつ、同おなじコースで歴代れきだい最多さいたに並ならぶＧじ-1、7勝しょう目めを挙あげ、記録きろく更新こうしんがかかるアーモンドアイは、単勝たんしょう1.3倍ばいの圧倒的あっとうてきな1番ばん人気にんきに支持しじされました。

クリストフ・ルメール騎手きしゅが手綱たづなを取とったアーモンドアイは、3着ちゃくに敗やぶれた去年きょねんに続つづいてスタートでやや出遅でおくれ、後方こうほうでレースを進すすめました。

そして、最後さいごの直線ちょくせんでは追い上おいあげたものの、先さきに抜け出ぬけだした去年きょねんの桜花おうか賞しょう馬ばで3番ばん人気にんきのグランアレグリアを捉とらえることができず、2馬身ばしん半はんの差さで2着ちゃくに敗やぶれました。

芝しばのＧじ-1レースの日本にっぽんの馬うまの勝利しょうり数すうの記録きろくは、「皇帝こうてい」と呼よばれたシンボリルドルフが昭和しょうわ60年ねんに初はじめて7勝しょうを挙あげて以来いらい、35年間ねんかん、更新こうしんされておらず、今回こんかい敗やぶれたアーモンドアイについては、今後こんごにも注目ちゅうもくが集あつまります。

グランアレグリア騎乗きじょうの池添いけぞえ騎手きしゅ「価値かちある勝利しょうり」

安田やすだ記念きねんでアーモンドアイを抑おさえて優勝ゆうしょうしたグランアレグリアに騎乗きじょうしていた池添いけぞえ謙一けんいち騎手きしゅは、「有力ゆうりょく馬ばが後うしろにいたが、自信じしんを持もって動うごいていったアーモンドアイが来くると思おもっていたので、最後さいごの直線ちょくせんは必死ひっしに馬うまを追おった。よく頑張がんばってくれたし、すごいメンバーを相手あいてに価値かちがある勝利しょうりになった」と話はなしていました。