育成選手で入ったプロ野球、ソフトバンクから大リーグのメッツへ移籍した千賀投手は今シーズン4戦目の先発を任され、2日、相手の本拠地で行われたマーリンズ戦に登板しました。
球場は日本がWBC=ワールド・ベースボール・クラシックで優勝を決めた「ローンデポ・パーク」で、2点の援護をもらって1回のマウンドに上がった千賀投手は先頭バッターに得意のフォークボールを打たれてヒットを許しました。
さらにみずからのワイルドピッチでノーアウト二塁となって2番バッターに150キロ台の速球をライト線に運ばれ、タイムリーツーベースで1点を失いました。
このあとフォアボール2つでノーアウト満塁となりましたが、フォークで2者連続三振を奪い、追加点は与えませんでした。
2回以降は立ち直り、3回にはフォークで再び2者連続三振を奪い、3点リードの6回、先頭バッターから三振を奪ったところで交代しました。
千賀投手は6回途中まで投げて1失点、ヒットは3本しか許さず、フォアボールは3つで、8つの三振は、すべてフォークで奪いました。
球数は88球でした。
メッツは5対1で勝ち、千賀投手は大リーグデビュー戦で初勝利をあげました。