軍によるクーデターから1
か月が
たったミャンマーでは、
治安当局が
市民の
抗議活動に対して発砲を
繰り返すなどおさえ
込みを
強め、
地元メディアは28
日の1
日で、
少なくとも14
人が
死亡し
これまでで
最も多くなったと
伝えています。
抗議活動は1
日も
各地で
行われ、
一部で
衝突も
起きています。ミャンマーでは
先月1
日にクーデターを
実行した
軍に
抗議する
市民の
大規模な
デモが
続いているの
に対し、
治安当局がおさえ
込みを
強め、
発砲を
繰り返しています。
ミャンマーの国営メディアや独立系のメディアによりますと、28日は少なくとも14人が死亡し、1日の死者としてはこれまでで最も多くなりました。
また、この1か月間の死者の数は少なくとも18人に上ります。
抗議活動は1日も各地で行われ、最大都市のヤンゴンでは住民たちが治安当局の進入を防ぐバリケードを設けたり、デモ行進を行ったりしていて、一部で衝突も起きています。
けが人などの詳しい情報は分かっていません。
抗議活動に参加する男性は「治安当局は非常に暴力的だ。強く抗議する」と話していました。
一方、先月1日に軍に拘束され、無線機を違法に輸入したなどとして訴追されたアウン・サン・スー・チー氏の裁判は、1日、オンライン形式で審理が行われました。
弁護士によりますとスー・チー氏は社会不安をあおる情報を流したなどとして新たに訴追されたということで、拘束のさらなる長期化が懸念されています。