日本新聞: 意識調査 “男性が優遇”と回答男性54％女性75％男女で開き

意識いしき調査ちょうさ “男性だんせいが優遇ゆうぐう”と回答かいとう男性だんせい54％女性じょせい75％男女だんじょで開ひらき

Mar 3, 2021 05:03

Furigana

社会しゃかい全体ぜんたいで男女だんじょが平等びょうどうになっているかを聞きいた民間みんかんの調査ちょうさで「男性だんせいのほうが優遇ゆうぐうされている」と回答かいとうした人ひとは男性だんせいが54％だったのに対にたいし、女性じょせいは20ポイント以上いじょう高たかい75％にのぼり、男女だんじょの間まで意識いしきに大おおきな開ひらきがあることがわかりました。この調査ちょうさは電通でんつう総研そうけんが先月せんげつ、全国ぜんこくの18歳さいから79歳さいまでの男女だんじょ3000人にんを対象たいしょうに行おこないました。

それによりますと「社会しゃかい全体ぜんたいで男女だんじょが平等びょうどうになっているか」を尋たずねたところ「男性だんせいが優遇ゆうぐうされている」と「どちらかというと優遇ゆうぐうされている」と答こたえた人ひとは、男性だんせいで54.1％だったのに対にたいし、女性じょせいは20ポイント以上いじょう高たかい75％に達たっし、男女だんじょの間まで意識いしきに大おおきな開ひらきが見みられました。

また、

▽「企業きぎょうの管理かんり職しょくの女性じょせいの比率ひりつが30％になるのは何なん年ねん後ごか」という問といに対にたいしては、回答かいとうの平均へいきんが24.7年ねん後ご。

▽「女性じょせいの総理そうり大臣だいじんが誕生たんじょうするのが何なん年ねん後ごか」という問といでは27.9年ねん後ごとなりました。

一方いっぽうで、

▽「男女だんじょの平等びょうどうに向むけて真剣しんけんに取り組とりくむべきと思おもうか」という問といに対にたいしては、「そう思おもう」と答こたえた人ひとと「ややそう思おもう」と答こたえた人ひとは78.4％に達たっしました。

電通でんつう総研そうけんは「男女だんじょの違ちがいによる格差かくさを実感じっかんする人ひとの姿すがたが明あきらかになった」としたうえで「平等びょうどうに向むけて取り組とりくむ機運きうんは、世代せだいを超こえて高たかまっている」として、格差かくさの解消かいしょうに向むけた取り組とりくみが求もとめられているとしています。