高知市の
小学校で、
プールの
水をおよそ7
日間出したままにしてしまい、およそ270
万円の
下水道料金が
余分に
発生していたことが
分かりました。
高知市教育委員会によりますと、先月14日、高知市立初月小学校で、教員が水泳の授業に備えてプールに給水を開始しました。
その後、授業は中止になりましたが、この教員は放課後のプール当番の別の教員が止めてくれたと思い込み、確認しなかったということです。
7日後の21日、別の教員が水が出たままになっていることに気がつき、水を止めたということです。
そして28日になって業者から下水道の使用量が異常に多いと連絡があり、学校側が事実関係を確認し、むだ遣いがあったことが分かったということです。
井戸水を
使っているため
水道料金は
発生しませんが、
下水道料金は
例年の
同じ時期が
平均で18
万円余りなの
に対し、
先月の
請求金額は290
万円余りに
上り、270
万円余分にかかったということです。
高知市教育委員会は、給水の開始時や止水時の記録を徹底するよう市内の公立学校に求めるということで、「むだな税金を使うことになり市民の方々に申し訳なく思っている。再発防止に努めたい」としています。