アメリカの
トランプ大統領が
新しい駐日大使に
指名したジョージ・
グラス氏が
日本への
出発を
前に
首都ワシントンで
開かれた
会合であいさつし、
関税をめぐる
日本との
交渉について「
とても楽観的だ」と
述べました。
実業家のジョージ・グラス氏はトランプ大統領の選挙戦で大口献金者だったことで知られ、1期目のトランプ政権ではポルトガル大使を3年余り務めました。
アメリカ議会上院は8日、駐日大使への就任を賛成多数で承認し、グラス氏はバンス副大統領の同席のもと、大使への就任を宣誓した際の写真を12日、SNSに投稿しました。
また、グラス氏は11日には、首都ワシントンにある日本大使公邸で山田重夫大使が主催した会合に出席してあいさつし、日本との関税をめぐる交渉について「今後、数週間にわたり、話し合うことはたくさんある。われわれは準備をしっかりしており、とても楽観的だ」と述べました。
そして、「両国間の友好関係をいかに発展させていくかが自分にとって最も重要なことの1つだ」と述べ、日本では妻のメアリーさんとともに、あらゆる場所に足を運びたいと抱負を述べました。
グラス新駐日大使は今週中にも日本に着任する予定だということです。