日本新聞: 3400人余が腹痛や下痢給食による集団食中毒と断定埼玉八潮

3400人にん余よが腹痛はらいたや下痢げり給食きゅうしょくによる集団しゅうだん食中毒しょくちゅうどくと断定だんてい埼玉さいたま八潮やしお

Jul 2, 2020 23:07

Furigana

埼玉さいたま県けん八潮やしお市しの小中しょうちゅう学校がっこうの児童じどうや生徒せいとが腹痛はらいたや下痢げりなどを訴うったえた問題もんだいで、県けんが調しらべたところ、症状しょうじょうを訴うったえたのは、これまでに3400人にん余あまりに上のぼることが分わかりました。保健所ほけんじょは給食きゅうしょくが原因げんいんの集団しゅうだん食中毒しょくちゅうどくと断定だんていし、食事しょくじを提供ていきょうした調理ちょうり施設しせつを2日にちから3日間にちかんの営業えいぎょう停止ていし処分しょぶんとしました。八潮やしお市しでは、先月せんげつ29日にち、小学校しょうがっこうと中学校ちゅうがっこうの児童じどう・生徒せいと合あわせて377人にんが腹痛はらいたや下痢げりなどの症状しょうじょうを訴うったえ学校がっこうを欠席けっせきし、保健所ほけんじょが調査ちょうさを進すすめていました。

その結果けっか、症状しょうじょうを訴うったえたのは、市内しない15の小中しょうちゅう学校がっこうの児童じどうと生徒せいと、それに教員きょういんの半数はんすうにあたる合あわせて3453人にんに上のぼったということです。

県けんによりますと、全員ぜんいん命いのちに別状べつじょうはなく複数ふくすうの児童じどう生徒せいとから「病原びょうげん大腸菌だいちょうきん」が検出けんしゅつされ、いずれも先月せんげつ26日にち、「協同きょうどう組合くみあい東部とうぶ給食きゅうしょくセンター」が運営うんえいする「四季しき亭てい」の八潮やしお工場こうじょうで調理ちょうりされた給食きゅうしょくを食たべていたということです。