グループサウンズ「ザ・タイガース」の
元メンバーで、
俳優や
司会者としても
活躍した
タレントの
岸部四郎さんが
先月28
日、
急性心不全のため
亡くなりました。71
歳でした。
岸部四郎さんは
京都府の
出身で、
兄の
一徳さんがベーシストを
務めるバンド「ザ・タイガース」の
メンバーとなり、
一躍人気者になりました。
グループが解散したあとは俳優として活躍し、昭和53年には民放のテレビドラマ「西遊記」に沙悟浄の役で出演しました。
昭和59年からは民放のワイドショー「ルックルックこんにちは」の司会を10年以上にわたって務めました。
所属事務所によりますと、岸部さんは平成15年に脳出血を患い、その後パーキンソン病などで闘病を続けていましたが、先月28日、拡張型心筋症による急性心不全のため亡くなりました。
所属事務所「全ての方達に感謝」
岸部四郎さんの所属する事務所は、報道各社にファックスで訃報について発表しました。
この中で、岸部さんの病状について、「平成15年に脳出血を患い、その後はパーキンソン病や視野狭さくで闘病を続けながらまた復帰をしたいと頑張っておりました」としています。
そのうえで、「ザ・タイガース時代から応援してくださいました、たくさんのファンの皆さま、芸能関係者の皆さま、治療やリハビリに携わってくださいました全ての方達に心から感謝しております。ありがとうございました」とコメントしています。
事務所によりますと、葬儀は家族のみで済ませたということです。