菅総理大臣は
東京都内で
講演し「Go Toトラベル」の
一時停止について「
利用して
年末年始に
帰省しようとした
方には
大変申し訳なく
思う」と
陳謝したうえで、
国民の
協力を
得ながら
感染拡大の
防止に
全力で
取り組む考えを
強調しました。
この中で
菅総理大臣は、
新型コロナウイルスの
感染状況について「
全国の
感染者数は
一度高止まりしたあと
直近で
増加に
転じており、
感染拡大地域も
広がりつつ
ある。
国民の
不安も
増しており、
特に医療機関をはじめ
最前線で
闘う方々の
負担は
極めて重くなっている」と
指摘しました。
そして「Go Toトラベル」の一時停止を決めたことについて「利用して年末年始に帰省しようとした方には大変申し訳なく思う。準備してきた事業者にも迷惑をかけている」と陳謝しました。
そのうえで「静かな年末年始を過ごしていただくという形で国民の協力をいただきながら、感染拡大の防止に全力で取り組んでいく」と強調しました。
一方、菅総理大臣は、アメリカのバイデン次期大統領との先月の電話会談で沖縄県の尖閣諸島が日米安全保障条約第5条の適用範囲であると確認したことについて「初めての電話会談で先方から言及があるとは正直、想定もしていなかった」と述べたうえで、できるかぎり早い時期に対面で会談したいという意向を改めて示しました。