16日午後11時36分ごろ、福島県沖を震源とする地震があり、少なくとも4人が死亡したほか、100人以上が負傷しました。一時は数百万世帯が停電に見舞われました。地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.3でした。
地元当局が17日に明らかにしたところによれば、死者のうち1人は60代の男性で福島県相馬市で暮らしていました。
福島県沖は11年前も強い地震に襲われていました。地震により津波が発生し、原子力発電所のメルトダウン(炉心溶融)につながりました。
岸田文雄首相は記者団に対し、この地震により新幹線が福島付近で脱線しましたが、負傷者は報告されていないと述べました。