ウクライナの
首都「キエフ」の
名称表記について、
政府は、
軍事侵攻している
側のロシア
語に
基づき
適切ではないという
指摘が
あることも
踏まえ、
今後、
各省庁が
作成する
資料などでは、ウクライナ
語に
沿った「キーウ」に
改める方針を
固めました。
「キエフ」の名称表記をめぐっては、自民党内から、軍事侵攻している側のロシア語に基づいていて適切ではないとして、ウクライナ語に沿った「キーウ」を用いるよう求める意見が出ていました。
これも踏まえ、外務省はウクライナ政府の意向も聴き取りながら、政府としての対応を検討した結果、今後、各省庁が作成する資料などでは、ウクライナ語に沿った「キーウ」に表記を改める方針を固めました。
また、ロシア語に基づいた表記になっているウクライナ国内のほかの都市についても、同様にウクライナ語に沿ったものに改めることにしています。
外務省は、今回の見直しとの整合性をとるため、今後、日本の大使館などが所在する各国の都市名が記載された在外公館法を改正する方針です。