日本新聞: 加藤官房長官 “宣言解除の場合「まん延防止」移行も選択肢”

加藤かとう官房かんぼう長官ちょうかん “宣言せんげん解除かいじょの場合ばあい「まん延まんえん防止ぼうし」移行いこうも選択肢せんたくし”

May 29, 2021 11:05

Furigana

10都道とどう府県ふけんに出だされている緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんについて、加藤かとう官房かんぼう長官ちょうかんは、解除かいじょした場合ばあいもしっかり感染かんせん対策たいさくを講こうじる必要ひつようがあるとして、まん延まんえん防止ぼうし等とう重点じゅうてん措置そちへの移行いこうも選択肢せんたくしになりうるという認識にんしきを示しめしました。

加藤かとう官房かんぼう長官ちょうかんは、読売よみうりテレビの番組ばんぐみ「ウェークアップ」に出演しゅつえんし、新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん対策たいさくについて「われわれは、過去かこの経験けいけんを踏ふまえながら対応たいおうしていくが、ウイルスの種類しゅるいがだんだん変かわってきていて、それに伴ともなって感染かんせん性せいなども変かわってきている」と指摘してきしました。

そのうえで、宣言せんげんを解除かいじょした場合ばあいの対応たいおうについて「より感染かんせんが抑止よくしされる方向ほうこうに向むかってしっかりと対策たいさくを講こうじていくということなので、まん延まんえん防止ぼうし等とう重点じゅうてん措置そちを使つかうことも1つの選択肢せんたくしだ。選択肢せんたくしとしては十分じゅうぶんありうる」と述のべました。

一方いっぽう、東京とうきょうオリンピック・パラリンピックの観客かんきゃくの扱あつかいについて、加藤かとう官房かんぼう長官ちょうかんは「国内こくないの方ほうにどの程度ていど入はいっていただくのかは、国内こくないでのさまざまなイベントへの対応たいおうも踏ふまえながら、これから関係かんけい者しゃで決きめると聞きいている」と述のべました。