また、オーストラリアとの強化試合に向けては、「いい状態を保ちながら休養と練習をして勝てるように頑張りたい」と話していました。
そして、「強化試合だけど、日本代表のユニフォームを着ると緊張感が生まれる。自分の役割や任されたところで結果にこだわって、やっていきたい」と気を引き締めていました。
そして、2点を追う8回に、4番の村上宗隆選手の同点ツーランと続く山田哲人選手のソロで勝ち越した場面について、「さすがですね。主軸がチームの勝利を呼び込んでくれた」とたたえていました。 そして、WBCの1次ラウンドで戦うオーストラリアとの強化試合に向けて「駆け引きもあると思うが選手のよさを出して、相手を知って、そして勝ちきる」と意気込んでいました。
山田哲人「しっかり自分のスイングができた」
栗山英樹監督「主軸がチームの勝利を呼び込んでくれた」
野球の日本代表はWBCに向けた強化試合を行っていて、5日は東京ドームで日本ハムと対戦し5対4で勝ちました。
6日は東京ドームで巨人と対戦し、先発した西武の與座海人投手が1対1の4回にスリーランホームランを打たれるなど、4回4失点と試合を作れず追いかける展開となりました。
打線は2対4の8回、今シーズン、史上最年少の22歳で三冠王になり日本代表でも4番に座るヤクルトの村上選手の2試合連続ホームランとなるツーランで同点に追いつき、続くヤクルト、山田哲人選手が勝ち越しのソロホームランを打つなど、この回、一挙4点を奪いました。
さらに9回には、村上選手の2打席連続ホームランとなるソロなどで2点を加えて突き放しました。
投げては5回からはオリックスの宮城大弥投手が登板し2回無失点、7回を阪神の湯浅京己投手、8回と9回をオリックスの山崎颯一郎投手が投げて巨人打線に得点を許さず日本代表が8対4で勝ちました。
これで日本は強化試合2連勝です。
また、試合終了後にWBCのタイブレークを想定し、ノーアウト二塁から攻撃が始まる練習を1イニング行いました。
先攻の日本は二塁ランナーのソフトバンク、周東佑京選手を広島、西川龍馬選手がタイムリーヒットで返すなど打線がつながり4点を奪いました。
そのウラは日本ハムの伊藤大海投手がマウンドに上がり、2失点に抑えました。
タイブレークの練習では、送りバントのミスや内野にエラーが出るなど、本番に向けた課題も見つかりました。
日本は今月9日と10日に札幌ドームでオーストラリアと強化試合を行います。
村上宗隆「イメージどおりのバッティングができた」
