일본어 뉴스: 「性暴力は世界的な問題」市民団体が訴え平和賞きっかけに

「性せい暴力ぼうりょくは世界せかい的てきな問題もんだい」市民しみん団体だんたいが訴うったえ平和へいわ賞しょうきっかけに

Oct 6, 2018 18:10

Furigana

ことしのノーベル平和へいわ賞しょうの受賞じゅしょう者しゃにアフリカで性せい暴力ぼうりょくの被害ひがいに遭あった女性じょせいの治療ちりょうに当あたってきた医師いしが選えらばれたことを受うけて、日本にっぽんでこの問題もんだいへの理解りかいを広ひろめる活動かつどうを行おこなってきた市民しみん団体だんたいが東京とうきょうで会見かいけんを開ひらき、「平和へいわ賞しょうの受賞じゅしょうをきっかけに、性せい暴力ぼうりょくは世界せかい的てきな問題もんだいだと知しってほしい」と訴うったえました。大学だいがく教員きょういんや学生がくせいなどで作つくる「コンゴの性せい暴力ぼうりょくと紛争ふんそうを考かんがえる会かい」は、ことしのノーベル平和へいわ賞しょうにコンゴ民主みんしゅ共和きょうわ国こくのデニ・ムクウェゲ医師いしが選えらばれたことを受うけて、６ろく日にち午後ごご、都内とないで会見かいけんを開ひらきました。

この中なかで立教りっきょう大学だいがく特定とくてい課題かだい研究けんきゅう員いんの米川よねかわ正子まさこ代表だいひょうは「ムクウェゲ医師いしには『これだけ訴うったえても、なぜ誰だれも何なにもしないのか』という怒いかりがある。ノーベル平和へいわ賞しょうをきっかけに、性せい暴力ぼうりょくは世界せかい的てきな問題もんだいだと知しってほしい」と訴うったえました。

この団体だんたいは、おととし、ムクウェゲ医師いしを東京とうきょうに招まねいて講演こうえん会かいを開ひらくなど、この問題もんだいへの理解りかいを広ひろめる活動かつどうを行おこなっています。

またコンゴ民主みんしゅ共和きょうわ国こく出身しゅっしんで、団体だんたいのアドバイザーを務つとめるジャン・クロード・マスワナさんは「今回こんかいの受賞じゅしょうは問題もんだい解決かいけつへの一ひとつのステップにすぎない。性せい暴力ぼうりょくを根絶こんぜつするために何なにが必要ひつようか考かんがえ、前進ぜんしんしなければならない」と述のべました。