日本新聞: 「世界３大テノール」ドミンゴ氏にセクハラ疑惑歌劇団調査へ

「世界せかい３さん大だいテノール」ドミンゴ氏しにセクハラ疑惑ぎわく歌劇かげき団だん調査ちょうさへ

Aug 14, 2019 07:08

Furigana

世界せかい的てきなオペラ歌手かしゅのプラシド・ドミンゴ氏しから９きゅう人にんの女性じょせいがかつてセクハラの被害ひがいを受うけていたと報ほうじられ、ドミンゴ氏しが総そう監督かんとくを務つとめる歌劇かげき団だんは調査ちょうさに乗り出のりだすことを明あきらかにしました。アメリカの通信つうしん社しゃ、ＡＰ通信えいぴ-つうしんは13日にち、「世界せかい３さん大だいテノール」の１いち人にんで、スペイン出身しゅっしんの78歳さいのオペラ歌手かしゅ、プラシド・ドミンゴ氏しから1980年代ねんだい後半こうはん以降いこう、９きゅう人にんの女性じょせいがセクハラの被害ひがいを受うけたことを相次あいついで訴うったえ出でたと報ほうじました。

このうち、ドミンゴ氏しが現在げんざい、総そう監督かんとくを務つとめる歌劇かげき団だん「ロサンゼルス・オペラ」で当時とうじ20代だいの歌手かしゅだった女性じょせいは、ドミンゴ氏しから「指導しどうをするから部屋へやに来こないか」などと執しつように誘さそわれ、1991年ねんには断ことわることができなくなり、性的せいてき関係かんけいを強要きょうようされたと訴うったえています。