アメリカ大統領選挙は11
月3
日の
投票日まで27
日で1
週間となります。
両陣営とも
勝敗を
左右する
激戦州での
運動に
力を
入れるなか、
新型コロナウイルスの
感染拡大の
影響もあり、
期日前投票は
前回、4
年前を
上回る6000
万人にのぼっていて、
最終盤の
争いがさらに
過熱しています。
トランプ大統領は26
日、
東部ペンシルベニア
州で
大規模な
集会を
開き、「バイデン
氏は、
石油産業を
破壊する。ペンシルベニアの
エネルギー産業にとって
経済的な
死刑宣告だ」と
述べ、バイデン
氏の
主張する
政策はペンシルベニア
州で
盛んなエネルギー
産業に
悪影響が
あると
批判しました。
そのうえで、「ペンシルベニア州で勝利して4年の任期を勝ち取ろう」と支持を訴えました。
ペンシルベニア州は全米の勝敗を左右する激戦州の1つで、トランプ大統領は26日、州内3か所で大規模な集会を開くほか、今週、同じ激戦州の中西部ミシガン州や西部アリゾナ州でも相次いで集会を開いて支持を訴えることにしています。
これに対して民主党のバイデン氏も、ペンシルベニア州を訪れて陣営のスタッフを激励しました。
バイデン氏は今週、激戦州の南部フロリダ州で遊説を行うほか、オバマ前大統領らもフロリダ州を訪れる予定で、両陣営とも選挙戦の最終盤に激戦州での運動に力を入れています。
今回のアメリカ大統領選挙は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で多くの州で郵便投票の制度が緩和されたこともあり、期日前投票を行った人が26日の時点で全米で6000万人を超え、すでに前回、4年前の選挙を上回っていて、1週間後の投票日に向けて両陣営の争いがさらに過熱しています。