アメリカ大統領選挙前の
最後の
週末となった31
日、トランプ
大統領は
激戦州の
東部ペンシルベニア
州で
大規模な
集会を
繰り返し、
対する民主党のバイデン
氏は
同じ激戦州の
中西部ミシガン
州で
今回の
選挙戦で
初めてオバマ
前大統領とそろって
集会を
開き、
両陣営が
特に重視する
州で
最後の
追い込みをかけています。
トランプ大統領はペンシルベニア州で
トランプ大統領は31日、激戦州のペンシルベニア州で集会を開いて演説し「バイデン氏に投票すれば天然ガスの採掘は禁じられ、この州は不景気になる。私はエネルギー産業を守る」と訴えました。
トランプ大統領は再生可能エネルギーの推進などを掲げるバイデン氏を批判することで、現地で盛んなエネルギー産業に関わる有権者の支持を取り込もうとしていて、31日も州内の4か所で立て続けに集会を開くなど、ペンシルベニア州が勝敗を大きく左右するとみて運動に力を入れています。
バイデン氏 初めてオバマ前大統領と
一方、バイデン氏は同じ激戦州のミシガン州で今回の選挙戦で初めてオバマ前大統領とそろって集会を開きました。
オバマ氏は「私たちには国民一人ひとりを思い、たたかう大統領が必要だ。私の友人であり、次の大統領のバイデン氏だ」と力強く述べました。
オバマ氏の紹介で登壇したバイデン氏は、「トランプ大統領はこの国を分断した。それはアメリカのあり方ではない。今こそ立ち上がり、民主主義を取り戻そう」と述べ支持を訴えました。
11月3日の投票日まで残りわずかとなり、両陣営は特に重視する州で最後の追い込みをかけています。