日本新聞: 全日本大学駅伝駒沢大大会新記録で6年ぶり13回目の優勝

全ぜん日本にっぽん大学だいがく駅伝えきでん駒沢大こまざわだい大会たいかい新しん記録きろくで6年ねんぶり13回かい目めの優勝ゆうしょう

Nov 1, 2020 16:11

Furigana

大学だいがく三さん大だい駅伝えきでんの1つ、全日本ぜんにほん大学だいがく駅伝えきでんが行おこなわれ、駒沢大こまざわだいが5時間じかん11分ふん8秒びょうのタイムで、6年ねんぶり13回かい目めの優勝ゆうしょうを果はたしました。全ぜん日本にっぽん大学だいがく駅伝えきでんは、「箱根はこね駅伝えきでん」と、新型しんがたコロナウイルスの影響えいきょうで中止ちゅうしとなった「出雲いずも全日本ぜんにほん大学だいがく選抜せんばつ駅伝えきでん」と合あわせて大学だいがく三さん大だい駅伝えきでんと呼よばれています。

大会たいかいは、感染かんせん防止ぼうし対策たいさくとして選手せんしゅや関係かんけい者しゃの検温けんおん・消毒しょうどくを実施じっししたり、沿道えんどうでの応援おうえん自粛じしゅくを要請ようせいしたりするなどしたうえで開ひらかれました。

レースは名古屋なごや市しの熱田あつた神宮じんぐうから三重みえ県けん伊勢いせ市しの伊勢いせ神宮じんぐうまでの8区間くかん、106.8キロで争あらそわれ、25チームが出場しゅつじょうしました。

レースは終盤しゅうばんにかけて次々つぎつぎと順位じゅんいが入れ代いれかわる混戦こんせんとなり、ことしの箱根はこね駅伝えきでんで優勝ゆうしょうした青山あおやま学院がくいん大だいに東海大とうかいだい、駒沢大こまざわだいが続つづく形かたちで、各校かくこうのエースが並ならぶ最終さいしゅうの8区くに勝負しょうぶがもつれ込もつれこみました。

そして、10キロ付近ふきんで青山あおやま学院がくいん大だいが遅おくれ始はじめ、東海大とうかいだいと駒沢大こまざわだいの一騎打いっきうちとなると、残のこり1キロ付近ふきんで駒沢大こまざわだいの2年生ねんせい、田澤たざわ廉れん選手せんしゅが一気いっきにスパートをかけて東海大とうかいだいの4年生ねんせい、名取なとり燎太ふとし選手せんしゅを突き放つきはなし、そのままフィニッシュしました。

駒沢大こまざわだいはこれまでの大会たいかい記録きろくを2分ふん以上いじょう縮ちぢめる5時間じかん11分ふん8秒びょうで、6年ねんぶり13回かい目めの優勝ゆうしょうを果はたしました。

2位いは2連覇れんぱを目指めざした東海大とうかいだい、3位いは明治大めいじだい、4位いが青山あおやま学院がくいん大だいでした。

駒大こまだい大だい八木はちぼく監督かんとく「令りょう和わの常勝じょうしょう軍団ぐんだんとなるチームに」

駒沢大こまざわだいの大八木おおやぎ弘明ひろあき監督かんとくは「選手せんしゅたちがエースの田澤たざわまでよく頑張がんばってたすきをつなぎ、エースがエースらしい走はしりをしてくれたので、本当ほんとうにうれしい。1年ねん、2年ねんの若わかい選手せんしゅが頑張がんばっているので、これからまた令りょう和わの常勝じょうしょう軍団ぐんだんとなるチームにしたい」と話はなしていました。

最後さいごの8区くを走はしった駒沢大こまざわだいのエース、2年生ねんせいの田澤たざわ廉れん選手せんしゅは「8区くのスタートでトップの青山あおやま学院がくいん大だいとおよそ30秒びょう差さでいけなくはないと思おもっていたが、東海大とうかいだいの名取なとり燎太ふとし選手せんしゅが引っ張ひっぱってくれた。優勝ゆうしょうテープを1位いで切きることが目標もくひょうだったので、無事ぶじ達成たっせいできてよかった」と笑顔えがおで話はなしていました。