人気漫画「
鬼滅の
刃」のファンの
間で“
聖地”とも
言われている、
大分県別府市の
神社で
買うことが
できるお守りや
御朱印が、インターネット
上で
多数、
転売されていることが
分かりました。
神社の
関係者は「
転売はやめてほしい」と
困惑しています。
「鬼滅の刃」は大正時代の日本を舞台に鬼に家族を殺された主人公が敵の鬼たちと戦いを繰り広げる物語で、先月から公開されている劇場版はすでに興行収入が200億円を突破する大ヒットとなっています。
別府市にある八幡竈門神社は、主人公の名前が入っていることや鬼にまつわる伝説があることなどから、ファンの間で“聖地”とも言われていて、県内外から多くの人が訪れていますが、この神社で買うことができるお守りや御朱印がインターネット上のフリマアプリで多数、出品されていることが分かりました。
神社ではお守りを1000円、御朱印を500円で渡しているということですが、フリマアプリではいずれも高値での転売が相次いでいて、神社の関係者は困惑しています。
八幡竈門神社の西本隆秀宮司は、「お守りがグッズのように扱われるのは複雑な気持ちです。お守りは相手の顔が見える形でお渡ししてこそ効果があるものなので、転売はやめてほしいです」と話していました。