シェアハウスでの
共同生活を
記録する、フジテレビの
番組に
出演していたプロレスラーの
女性が、SNS
上でひぼう
中傷が
相次ぐ
中、
自殺したとみられる
問題で、フジテレビの
遠藤龍之介社長は「
出演者の
心の
在り方というデリケートな
問題を、
どう扱うか
認識が
十分ではなかった」として、
今後検証を
行う考えを
示しました。
シェアハウスで男女6人が共同生活する様子を記録する、フジテレビの番組「テラスハウス」に出演していたプロレスラーの木村花さん(22)が、今月23日、都内の自宅で自殺したとみられる問題で、フジテレビの遠藤龍之介社長がコメントを発表し「今回の木村花さんの痛ましい出来事に対して、改めて心からのお悔やみを申し上げます」と述べました。
そして、番組は若者の恋愛を軸に、葛藤や喜び、挫折などさまざまな感情を扱うリアリティーショーだったとしたうえで「刻々変化する出演者の心の在り方という大変デリケートな問題を、番組としてどう扱っていくか、時としてどう救済していくか、私どもの認識が十分ではなかったと考えています。番組の制作や放送などを中止するとともに、今後、十分な検証を行ってまいります」とコメントしました。
さらに、SNS上で出演者や関係者への中傷が相次いでいることに触れ「大変、憂慮しており、批判は番組を制作・放送・配信していたわれわれが受けるべきものと考えている」と述べました。