米東部ペンシルベニア州で53年前から行方不明になっていた少女の遺骨が見つかりました。近くで発見された身元不明の遺骨のDNA鑑定が行われ、この少女のものと断定されました。
ペンシルベニア州警察が4日に発表した声明によると、ジョーン・マリー・ダイモンドさん(当時14)は1969年6月25日、州北東部ウィルクスバリ市内の公園から姿を消しました。
一方、遺骨は2012年、同市近郊の炭鉱跡を発掘していたグループが発見しました。犯罪に巻き込まれて死亡した可能性のある10代半ば~20代初めの女性で、死亡時期は1960年代末と推定されました。
州警察の幹部は、遺族が事件に終止符を打てるよう全力を尽くすと表明しました。引き続き捜査を進めるとして、犯人につながる情報の提供を市民に呼び掛けました。