ロシアの治安機関などで作る「国家反テロ委員会」は、「橋の自動車道路でトラックが爆発し、近くを走行していた列車が運搬していた燃料タンクに引火した」と発表し、ロシアで重大事件を扱う連邦捜査委員会は、現場近くで3人の死亡が確認されたとしています。
20代の男性は、「私たちウクライナ人は皆、この瞬間を待っていたと思う。これはロシアに勝つための大きな一歩だ」と話していました。
この橋は、ロシアによるクリミア支配の象徴とされるとともに、ロシアにとってクリミアに物資を運ぶ戦略的に重要な補給路としての役割を果たしてきました。 プーチン大統領はミシュスチン首相に対し、政府委員会を設置して原因究明を急ぐよう指示していて、プーチン政権の今後の出方が焦点となります。
ウクライナ政府は直接の関与には言及していませんが、ゼレンスキー大統領は「われわれの未来は晴れている。それはウクライナ全土、特にクリミアで占領者のいない未来だ」と述べ、改めてクリミアの奪還に意欲を示しました。