パワーハラスメント
などを
理由に、
保育士など18
人が
一斉に
退職届を
提出した
静岡県浜松市の
認可保育所で14
日、
保護者への
説明会が
開かれ、
園長はパワハラがあったことを
認め
謝罪したうえで、
今後の
経営を
別の
会社に
引き継ぐ
方針を
明らかにしたということです。
浜松市西区の認可保育所「メロディー保育園」では、保育士など合わせて18人が、園長などからのパワハラやセクハラを理由に、一斉に今月28日付けでの退職届を提出しました。
これを受け、保護者への説明会が14日、非公開で開かれ、出席した保護者によりますと、高部志保子園長は園内でパワハラがあったことなどを認め謝罪したということです。
そのうえで、今後の経営を市内で学習塾を運営する別の会社に引き継ぐ方針を明らかにしました。
説明会にはこの会社の社長も同席し、すべての子どもが通い続けられるよう、退職届を出した保育士に園にとどまるよう依頼するとともに、新たに保育士を募集するなどして、保育士の確保に努める考えを示しました。
保護者の1人は「優先すべきは子どもが安全にきちんと預かってもらえるかで、早く対応してほしい」と話し、別の保護者は「経営者が変わるので保育士たちにはやめずに続けてもらい、今までどおりの楽しい保育園であってほしい」と話していました。