静岡県浜松市の
認可保育所で
園長らのパワハラ
などを
理由に、
保育士らが
一斉に
退職届を
出した
問題で、
保育所の
経営を
引き継いだ
会社が
運営に
必要な
人数の
保育士を
確保し、
およそ140
人の
子どもの
受け入れを
続ける意向を
明らかにしました。
浜松市西区の
認可保育所「メロディー
保育園」は、
前の
園長などからのパワハラやセクハラを
理由に、
保育士ら
合わせて18
人が
一斉に
退職届を
提出し、
在籍する
およそ140
人の
子どもの
受け入れが
維持できない
可能性が
出ていました。
これについて、浜松市と保育所の経営を引き継いだ保育施設などを運営する会社が20日夜、保護者への説明会を開き、運営に必要な常勤の保育士17人を上回る20人を確保し、子どもの受け入れを続ける意向を明らかにしました。
ただ、退職届を出した18人のうち12人は当面仕事を続けるものの、来年3月には退職する意向を示しているということで、さらに保育士の採用を続けることにしています。
経営を引き継いだ「ヒーローズホールディングス」の鈴木克美社長は、説明会のあとの記者会見で、「安定的な保育環境を維持し、保護者の期待に十分に応えられるよう努力したい」と述べました。